【中足骨骨頭痛】指の付け根の痛みを我慢して歩き続けるとどうなる?
「少し痛いけど、歩けるから大丈夫」…と思っていませんか?
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歩くと指の付け根が痛むけど、我慢できる程度
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仕事や家事があるので、休めない
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靴を脱げば楽になるから様子を見ている
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そのうち良くなるだろうと思っている
指の付け根の痛み(前足部痛・中足部骨頭痛)で来院される方の多くが、
「最初はそこまで強い痛みじゃなかった」とおっしゃいます。
しかし、この痛みを我慢して歩き続けることで、状態が悪化してしまうケースは少なくありません。
我慢して歩き続けると、負担は確実に増していく
指の付け根が痛い状態で歩き続けると、身体は無意識に痛みを避ける歩き方をします。
その結果、
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他の指の付け根
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足裏全体
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足首・膝・腰
へと負担が広がっていくことが多いです。
痛みは「その場所だけの問題」では終わらなくなっていきます。
起こりやすい変化①:前足部・中足骨骨頭部への負担がさらに集中する
本来、足は
踵 → 足の外側 → 前足部→足の指
と体重を分散させながら使われます。
しかし痛みをかばうことで、
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前足部に長く体重が乗る
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特定の指の付け根だけで踏ん張る
といった状態になり、炎症が治まる時間がなくなってしまいます。
「なかなか痛みが引かない」のは、
この悪循環が続いていることが原因の一つです。
起こりやすい変化②:モートン病など別の症状に繋がる
指の付け根の痛みを放置していると、
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モートン病
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足裏のしびれ・違和感
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指の間のピリピリした痛み
といった、神経症状に移行するケースもあります。
実際に
「最初はただの指の付け根の痛みだった」
という方が、
後からモートン病と診断されることも少なくありません。
起こりやすい変化③:歩き方が悪くなる
痛みをかばう歩行が続くと、
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歩幅が小さくなる
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片側に体重が偏る
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足音が変わる
など、歩き方そのものが変化します。
その結果、
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ふくらはぎの張り
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膝の違和感
- 股関節痛
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腰痛
といった足以外の不調に繋がることが多いです。
「そのうち慣れる」は改善ではありません
「痛いけど、慣れてきた」
「前ほど気にならなくなった」
これは治ったのではなく、
身体がかばう動きを覚えただけの場合が多いです。
負担が分散されないまま使い続けると、
ある日急に痛みが強く出たり、
別の場所に症状が出ることがあります。
早めに見直すべきポイント
指の付け根の痛みがある場合は、
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足のどこに体重がかかっているか
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前足部だけに頼った立ち方・歩き方になっていないか
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足の横アーチが機能しているか
といった足全体の使い方を確認することが大切です。
痛みが軽いうちほど、修正できる範囲も広くなります。
当院ではこのように改善を目指していきます
当院では、
指の付け根が痛い場合でも
「痛い場所だけを見る」ことはしていません。
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なぜそこに負担が集中したのか
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どこで体重を支えられていないのか
を確認し、再発しにくい足の使い方を目指します。
こんな方は一度ご相談ください
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指の付け根の痛みを我慢しながら生活している
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痛みの範囲が広がってきた
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モートン病との違いが分からず不安
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将来も長く歩ける足でいたい
まとめ
指の付け根の痛みは、
「我慢できるから大丈夫」な症状ではありません。
放置することで、痛みの範囲や原因が複雑になる可能性があります。
早めに足全体を見直すことで、改善への近道になるケースも多くあります。
足は毎日使い、負担がかかるため、我慢強く作られています。
そのため、何か症状が少し出た時にはもう限界の状態まできているサインです。
一生自分の足で歩いていくためにも、ご自身の身体に少し耳を傾けてみてください。








