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巻き爪の方必見】巻き爪の根本改善とは?

足

 

こんにちは、MIL整体の森園です!

今回は、巻き爪のことについて解説させて頂きます!

というのも最近、
”巻き爪改善の施術を受けたのに、また巻き爪になってしまった”
という悩みを抱えられた方が多く来院されます。

巻き爪の施術を受けた経験がある方の中で、このような体験をしたことがある方がいるのではないでしょうか?

今回は、
1、巻き爪の施術の目的とは?
2、巻き爪を根本的に改善していくために知っておくべき巻き爪の本当の原因
3、巻き爪を根本的に改善していくために必要なことは?

この記事を最後まで読んでいただくと、巻き爪がどのようにしていけば根本的に改善していくのかがわかるようになります。

お身体の悩みを改善していくために1番必要なものは正しい知識です!
巻き爪が改善していくメカニズムについて、勘違いされている方も多くいるのでぜひ最後までお読みください!

 

 

巻き爪の施術の目的とは?

施術

 

巻き爪の施術は、手術や矯正器具を使って爪の形を元の状態に戻していくことが目的で、
痛みがある場合は、爪の形を戻すだけで痛みが取れることが多いです。

巻いてしまった爪は、物理的に直接アプローチを加えてあげないとなかなか改善していくことは難しく、反対に悪化していくことの方が多いです…。

 

ここで覚えておいてほしいことは、

”巻き爪の施術はあくまでも爪の形にしかアプローチをしない”

ということです。

 

要するに巻き爪の施術というのは、巻き爪になってしまった原因にはアプローチが出来ていないんです。

何事もそうですが、根本的に改善を求めるのであれば、根本的な原因から変えていく必要がありますよね。

なので、巻き爪になぜなってしまうのか、原因をしっかり理解していきましょう!

 

 

巻き爪を根本的に改善していくために知っておくべき巻き爪の本当の原因

検査

 

爪の形を元の状態に戻すことをしていれば、巻き爪は根本的に改善したと言えるでしょうか?
形を戻して、痛みが取れただけでは本当の改善とは言えません。

巻き爪の施術を受けたのに、また巻き爪になってしまったという方が多いのは、根本の部分まで改善できていない証拠です。

巻き爪の本当の原因は、

足の指が使えていないから

ということです。

爪が巻いて痛い、というのは結果であり、痛みの原因であり、巻き爪の原因ではありません。

いきなりですが、自分の手の小指の爪を正面から見てみてください。
半円のようなアーチ上になっているのがわかりますでしょうか?

そのあとに、手の親指の爪を正面からみてみてください。
小指の爪に比べて、平たいアーチ状になっているのがわかりますでしょうか?

これは手の親指がよく使われている証拠なんです。
手の指の中で親指が一番力を入れやすいような構造になっています。
親指の爪が巻いていると、例えば重い物を掴む、ボールを持つ、、などの動作の際に力が入らなくなります。

足の爪も一緒で、地面からの力を受け止める、親指の爪は平たいアーチ上になっていなければいけません。

別の言い方をすると、指をしっかり使えているから爪の形が平たい状態を維持できている、ということになります。

そのため、足の指をしっかり使えるようになって、地面からの力を爪がしっかり受け止められる状態、環境を作らないと、せっかく元の状態に戻した爪がまた巻いてきてしまい、痛みなどに繋がってきてしまいます。

 

巻き爪を根本的に改善していくために、必要なことは?

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先ほどお伝えしたように、根本的に改善してくには足の指をしっかり使えるようにしていく必要があります。
足の指をしっかり使えるようにするために、必要なことがいくつかあります。

①インソールの着用
②股関節の柔軟性
③足部の筋力

この3つの要素がとても重要になってきます。

①インソールの着用

足の指が上手く使えない原因の中に、足部の不安定性が挙げられます。

具体的に言うと、足首の部分にある「距骨」という骨が不安定になると、足全体が不安定になっていきます。

距骨という骨は、人間の身体の中で唯一何も筋肉が付着していない骨になっています。
そのため、特定の筋肉を鍛えれば安定性が増す!ということではなく、指先から足裏、足首まで全ての連動性が大事になってきます。

即効性、持続性が高く、最も足部を安定させることのできる手段の1つがインソールです。

靴の中に敷くことで、物理的に足部の安定性を高め、足部の機能を向上させることができます。
足部の機能が向上することで、足の指先を無意識にでも使いやすくなるため巻き爪の施術と並行して着用していくことをお勧めしています。

②股関節の柔軟性

股関節の柔軟性は足の指には関係にないように思われがちですが、実はとても関連性が高い部分となっています。

よく、歩行の際に足の指を意識して歩け!という言葉を目にしますが、そう言われたからと言って足の指に力をいれようとしてもなかなか上手くできないのが現実です。
実は、この時に足の指ばかりを意識していてはダメなんです。
足の指を使うためには、股関節を後ろに伸ばすことを意識してみましょう。

足を蹴り出す際に、股関節がしっかり後ろに伸びる(伸展)することで足首が背屈し、足の指が地面にしっかり接地します。
反対に言えば、股関節が後ろにしっかり伸びないと、足首が上手く動かず、足の指が地面に接地できなくなってしまいます。

そのため、足の指を使えるようにするには、股関節の柔軟性、特に股関節の前側の柔軟性が必要になってきます。

 

③足部の筋力

足の指を使えるようになるためには、内在筋と言われる足部全体の筋肉が使えないといけません。
指先だけでなく、足のアーチを作っている筋肉を鍛えてあげることが特に重要になってきます。

足のアーチが破綻すると、足の指は自然と浮き上がってしまうような形になります。(浮趾)
反対を言えば、足のアーチができてくると足の指は自然と地面についてくるということです。

また、足部の筋力を鍛えてあげると距骨の安定性を高めることができるので、距骨の安定性を高めるという意味合いでも足部の筋力というのは大事になってきます。

 

まとめ

説明

 

巻き爪の改善をしていくためには、爪だけにアプローチをして形を元の状態へ戻してあげれば良くなると考えている方が多いです。

しかし、巻き爪の本当の原因は足の指が使えていないことにあります。

爪に施術をしていくことはもちろん大事ですが、原因となっている身体の状態、使い方にもしっかりアプローチしていきましょう。

足の指を使っていくためには、

 

①インソールの着用

②股関節の柔軟性

③足部の筋力

 

の3つが必要になっていきます。

 

・巻き爪の施術をしたのに、また巻き爪になってしまった。

・巻き爪がなかなか治らない。

などのお悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください!

 

足元から身体を健康にしていきましょう!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

 

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